2010年10月31日日曜日

やじろべえアンプ製作

音の郷で教わったヒントから仕組みを考えてみました。
1、金属丸棒のセンターに止り穴をあけて軸でやじろべえにする。
2、架台をアクリル樹脂で作る。丸型を使う。
3、1点アースにするために軸を電源アースにする。良いかわからないがシグナルアースも軸につなげる。
4、ガラスエポキシ基板の振動をキャンセルするため空中配線にする。
5、入出力等の配線はなるべくおもりに力がかからないように上から垂らす。

1について
おもりは手持ちの軟鉄製丸棒Φ50を使ってみる。銅製のものを使おうかと思ったが取り敢えず試しなので鉄製にしました。その他にアルミ製も考えました。
軸は軟鋼、アルミ、銅を用意しました。今回は銅にしました。旋盤でとんがらせて、反対側はタップ穴にしました。

2について
アクリル樹脂はスピーカー筐体としても良いみたいなのでアンプ架台に使ってみました。加工はアクリル加工のネットショップに依頼しました。図面を起こして、見積りを依頼し、発注しました。図面は鍋CADで書きました。マンガでも良いみたいです。鍋CADはフリーで使いやすいです。アクリル部材と軸は組立と部品交換しやすくするためにネジ止めにしました。
アンプの内臓がむき出しになってしまいますが、あとからラップでまいたり、パイプで覆えばよいかなと思っています。


3について
1点アースを試すのに良い構造なので試してみました。軸と台の間に圧着端子を挟みここに電源アースをつなげました。シグナルアースもつなげてみました。

4について
いつか試してみようと思っていたアンプの空中配線に挑戦しました。ICと部品は基板キットから流用しました。
配線を理解するためにまず自分で配線図を書いてから作業に入りました。1チャンネルに2時間かかりました。
この作業用にピンセットタイプのラジオペンチニッパーを用意しました。工具って大事だなぁ・・・と改めて思いました。




5について
配線は電源とスピーカー出力にライカル線、信号線はリッツ線をほどいた80ミクロンのエナメル線にしました。エナメルを剥がすのにライターで炙りましたが、炙り過ぎると線が燃えてしまうので何回も練習しました。また、エナメルを剥がしたあとは半田がのりませんでしたが、端子に巻きつけて半田を盛って固定しました。導通しているかどうかをテスターでよく見ました。



組み上がったから電源を投入し燃えないかどうか確認して音出しです。
今回は空中配線なので一番ドキドキしました。
一発で音が出ました。
取り敢えず同じICの基板キットを普通に組んだアンプよりは高解像度で鳴っているようです。特に低音の解像度と量感が高くなっているようです。
エージングでどうなるか楽しみです。


2010年10月22日金曜日

やじろべえアンプ考え中

音の郷の片付け手伝いに行ったときにTimedomain的に一番理想的なアンプの制振構造について教わった。
1点支持のやじろべえタイプ。
そこから考えている。
最近、アイディアが浮かんだのでその作戦を練っている。
アイディアを図面に起こし部材を用意している。
うまくいくかどうか?